月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年11月16日(月)

イザヤ43章 わたしのほかに救い主はない

わたしはあらかじめ告げ、そして救いを与え
あなたたちに、ほかに神はないことを知らせた。
あなたたちがわたしの証人である、と
主は言われる。
わたしは神
今より後も、わたしこそ主。(イザヤ43:12-13)

 イザヤ書43章は、創造者であられる神が、民の救済者としてご自身を現しています。その第一声は「恐れるな」という言葉で始まります。あらゆる困難を通り過ぎる時も、この神が、いつも共にいてくださいます。共にいてくださる神によって、神の民は徹底的に守り抜かれます。

 今や神の民は、単にイスラエルという一つの国の民だけではありません。神の恵みを受けた者たちが、東からも西からも、北からも南からも集められ、神の民に加えられます(5〜7節)。ここに私たちは神の尽きることのない慈しみを発見することができます。神は御旨に従って、新しく造られた神の民のために、いつも彼らの王となり、ご自分の民のために、新しいことを行ってくださいます。このような祝福をいただいて、神の民は前進し(19、20節)、ついには、恵みによって、罪が完全に赦されます(25節)。

 私たちは自分の過ちや罪悪にもかかわらず、神の赦しの恵みによって、神の子とされました。私たちの生き方は、まさに神の恵みによって始まり、神の恵みによって支えられ、救いの完成へと守り抜かれます。

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