月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年12月17日(木)

使徒26章 信じるように祈り続ける

「アグリッパ王よ、預言者たちを信じておられますか。信じておられることと思います。」(使徒26:27)

 パウロは、旧約の預言は、キリストの復活によって成就したと証しします。さらに福音が異邦人へも開かれている、と語り、アグリッパ王に福音を受け入れるように熱心に話しました。アグリッパ王の父はヨハネの兄弟ヤコブを殺した人ですが(12章参照)、アグリッパ王は、ユダヤ人に理解のある人でした(3節)。

 パウロの話を聞いて異邦人フェストゥスは、「お前は頭がおかしい」と言いました。しかし、旧約の預言を知っていたアグリッパ王は、「わたしを…キリスト信者にしてしまうつもりか」と言います。パウロはそう言う王に、「私のようになってくださることを神に祈ります」と答えました。

 アメーバが進化してサルとなりサルが人間になったと信じる現代の人には、復活など、おかしい話でしょう。私たちの前にいるのは、聖書の言葉で自分の人生を理解しようとしたことがない人々です。

 わたしは伝道所の信徒の方々と共に駅前で賛美しながら路傍伝道をしています。時にはおかしい人だなと思われたり、早く逃げる人もいます。けれども福音を信じ救われるように、パウロ以上に祈り続けたいと思います。

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