月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年1月19日(火)

申命記10章 あなたの賛美、あなたの神

あなたの神、主を畏れ、主に仕え、主につき従ってその御名によって誓いなさい。この方こそ、あなたの賛美、あなたの神であり、あなたの目撃したこれらの大いなる恐るべきことをあなたのために行われた方である。(申命記10:20-21)

 神がモーセを通じてイスラエルに授与された十戒の契約の板は、民の背きによって一度破棄されました。神と民との契約は、人間の側の違反によってかくも容易く破棄されてしまうものですが、神は再びご自身から契約を結んでくださいます。神ご自身が記入した契約の板は、もう一度モーセに手渡されて、民の間に留まります。

 イスラエルの民は、出エジプトと荒野の旅路において、神の力を祝福と裁きの両面で体験してきました。それらの出来事は苦しい道のりであったかも知れませんが、最後は主の祝福が実現して自分たちが幸せになるためだったとわかります。

 イスラエルは小さな民でしたが、神と出会って、その祝福のもとで大きくなります。躓きの多かった歴史を振り返れば、決して自分を誇ることはできません。しかし、唯一の真実の神と契約を結んだという、特別な神の恵みを誇ることができます。

 主はわたしの賛美、わたしの神です。この喜びに満ちるとき、神の民の喜びは土地との結びつきを越えて遥か遠くにまで及びます。

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