月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年3月1日(火)

申命記31章 主があなたと共に

「強く、また雄々しくあれ。恐れてはならない。彼らのゆえにうろたえてはならない。あなたの神、主は、あなたと共に歩まれる。あなたを見放すことも、見捨てられることもない。」(申命記31:6)

 「強く、また雄々しくあれ」と主がヨシュアにおっしゃった場面、と聞くと、モーセ亡き後のヨシュア記冒頭を思い起こされる方もあるでしょう。その前の申命記にも、ヨルダン川を渡れないと知ったモーセを通して主がヨシュアに告げられる場面が出てきます。偉大な指導者モーセがいなくなると分かった時点から、ヨシュアをはじめイスラエル全体に恐れが生じていました。それを鎮めようと、主ご自身が語りかけてくださいました。主が共にいて、共に歩まれるから、「強く、また雄々しくあれ」、「恐れてはならない」と繰り返し力づけてくださいました。

 私たちも、目に見える形で頼りにしていた人や物が目の前から去ることで心揺らいでしまうところがあります。主が共にいてくださるのに、肉の目には見えないために、主を見失ってしまう恐れがあります。ですから、繰り返し、今も生きて一人一人に呼びかけてくださる主の御声を聞くことが大切です。日曜日の公同の礼拝や家庭礼拝で、聖書にある神の言葉に繰り返し耳を傾けることで、恐れは去り、強く、雄々しくされます。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2016 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.