月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年5月8日(日)

詩編136編 恵み深い主に感謝せよ

恵み深い主に感謝せよ。
慈しみはとこしえに。
神の中の神に感謝せよ。
慈しみはとこしえに。
主の中の主に感謝せよ。
慈しみはとこしえに。(詩編136:1-3)

 136編は神殿礼拝での交読文です。祭司の言葉に、会衆は「慈しみはとこしえに」と応答します。神への感謝が延々と続き、会衆は神の恵み深さを一つひとつ数えることができたことでしょう。

 私たちなら、どんな感謝が続くでしょうか。命を与えてくださった方に感謝せよ。わたしに目を留め、救いの道を示してくださった方に感謝せよ。病や苦しみの時に、共にいてくださる方に感謝せよ。永遠を見据えて生きることを教えてくださった方に感謝せよ。神に愛されて生きる恵みを与えてくださった方に感謝せよ。神と人を愛することを教えてくださった方に感謝せよ。慈しみはとこしえに。

 この詩編は、私たちを神への感謝に新しく導き入れてくれます。ともすれば、神の愛と恵みをあたりまえのこととしてしまう私たちです。もう一度神の恵みに目を留め、神の愛の中で歩む幸いを思い、感謝しつつ歩んでまいりましょう。

 「すべて肉なるものに糧を与える方に感謝せよ。慈しみはとこしえに。天にいます神に感謝せよ。慈しみはとこしえに」(25、26節)。

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