月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年5月26日(木)

ヨハネ2章 最初のしるし

イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。(ヨハネ2:11)

 主イエスが最初のしるしをなさったのは、婚礼の席においてでした。結婚は、人生の大きな喜びの一つです。主はこの喜びの席に共にいてくださいました。しかし、その宴席で、困ったことが起こりました。準備していたぶどう酒がなくなったのです。喜びに水を差すたいへんな出来事でした。その時、マリアは、息子のイエスに何とかしてほしいと願います。しかし、主は願うだけではなく、主がなさることに、主の言葉に信頼することに招かれました。

 このとき、主の言葉に信頼し、それに仕えることによって、人びとは主の御業の素晴らしさを経験します。つまり、水がめに汲んだ水が、ぶどう酒に変わるというしるしをその目で見ることに導かれました。

 このしるしは、やがて来る「わたしの時」(4節)の前触れです。それは、主イエスが十字架について死なれる時のことを指し示しています。私たちも主を信じ、主の言葉に信頼して歩むとき、主の御業を経験します。欠乏や苦難の中で、なお主の言葉に信頼して生き、十字架を仰ぐとき、私たちも栄光を見ることに導かれます。

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