月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年8月4日(木)

2コリント11章 変装するサタン

こういう者たちは偽使徒、ずる賢い働き手であって、キリストの使徒を装っているのです。だが、驚くには当たりません。サタンでさえ光の天使を装うのです。(2コリント11:13-14)

 偽装や変装はよくあること。電話一本で多額の現金を騙し取られる人は後を絶ちません。主の民も無縁ではありえません。「わたしの言うことは嘘です」。「わたしは偽物です」。そんなことを言う偽物はいません。エバが蛇の悪だくみで騙されたように、主の民も偽物に騙される可能性があります。

 主イエスは荒れ野で悪魔の激しい誘惑を受けられました(マタ4章)。光の天使を装うサタンは甘い言葉を用意します。御言葉を知る者には、その意味を微妙に変化させ、誘惑します。私たちを神とキリストから引き離し、不従順にするのが目的です。

 ふらふらとこの世に惹かれる私たちに、聖書は語ります。「今日、あなたたちが神の声を聞くなら、心をかたくなにしてはならない」(ヘブ4章7節)。ルターも「私たちの主であり師であるイエス・キリストが、『悔い改めなさい…』と言われたとき、彼は信じる者の全生涯が悔い改めであることをお望みになったのである」と言っています。

 激しい世俗の力が迫る中、日々悔い改めて、第一のことを第一にできるように共に祈り求めましょう。

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