月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年8月9日(火)

歴代上24章 主の御心をたずねて

エルアザルの子らにもイタマルの子らにも聖所の長と神の長がいたので、彼らはくじによって組に分けられた。(歴代上24:5)

 ダビデは、祭司職の組分けを行いました。この奉仕は、「アロンの子ら」に割り当てられていました。それが主の定められたことです。

 「アロンの子ら」は、エルアザルとイタマルです。彼らがアロンの祭司職を引き継ぎました。さらに、彼らの子孫が、祭司職を引き継ぐべき者たちです。その子孫の数などを考慮して、両者の家系に従って、24の組分けを行いました。「家系の長の数はエルアザルの子らの方がイタマルの子らより多いことが分かったので、エルアザルの子らは16人の家系の長に従って、イタマルの子らは8人の家系の長に従って組に分けた」(4節)。主の御言葉に従って、ここまでの組分けが行われました。その上で、さらに細かい組分けのために、くじが引かれました(5節)。くじは、結果を偶然に任せるためではなく、人の思いを退け、神の御心だけを求める手段として、この時代に用いられたものです。

 主の御言葉が明瞭に教えるところまで忠実に進んだ上で、主の御心がたずね求められたのです。「くじは膝の上に投げるが、ふさわしい定めはすべて主から与えられる」(箴16章33節)。

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