月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年8月27日(土)

黙示録4章 天上の礼拝における24人の長老

すると、見よ、天に玉座が設けられていて、その玉座の上に座っている方がおられた。…また、玉座の周りに24の座があって、それらの座の上には白い衣を着て、頭に金の冠をかぶった24人の長老が座っていた。(黙示録4:2-4)

 この章で、ヨハネは天に開かれた門があるのを示され、上って来て、今後起こることを見るようにと促されます。これは単なる将来の姿ではなく、摂理の内に歴史を導く神の御業の結果を見るようにとの促しです。霊に満たされて、ヨハネが真っ先に見たのが、天上の礼拝の場所であり、そこにおける礼拝でした。

 ヨハネは一つの御座が天にあり、その御座に着いている方(至高の神)を見ます。黙示として示された神の姿は、幻のようですが、周りの状況はビジュアルに示されており、白い衣を着て頭に金の冠をかぶった24人の長老を見ます。24人の長老とは、神に選ばれた民イスラエルの12部族と、十二使徒によって作られた「新しいイスラエル」である教会を意味します。つまりアブラハムに約束された神の民と、イエス・キリストの教会が一緒になって、神にお仕えしているのです。

 ユダヤ人の迫害も受けていた七つの教会では、礼拝の時にこの御言葉も朗読されたでしょう。この困難な時もやがて過ぎ行き、旧約・新約時代の真の信仰者が、共に礼拝する時が来る、とどれほど励まされたことでしょうか。

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