月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年9月21日(水)

歴代下17章 主の憐れみの結果

主への恐れがユダを取り巻く地域の国々を襲い、ヨシャファトと戦いを交えるものはなかった。(歴代下17:10)

 アサ王の子ヨシャファトが南王国ユダの王となりました。ヨシャファトは神の言葉に従おうと努力し、また国民に神の言葉を教えるために指導者たちを町々に派遣しました。こうして王と国民が神の言葉に従おうと努力した時に、周りの諸国の民が主を恐れるようになりました。

 しかし、これは決してヨシャファト王の功績ではありません。この事態は15章3節を思い起こさせます。「長い間、イスラエルにはまことの神もなく、教える祭司もなく、律法もなかった」。神の民イスラエルが苦悩の中で主に立ち帰り、主を求めたあの日以来、主は彼らに御自分を示し続けてこられました。このような神の大いなる憐れみがあったからこそ、少しずつ環境が整えられ、やがてヨシャファト王が登場し、周りの諸国からも恐れられ、尊敬されるにまで至ったのでした。

 今、私たちが何度も失敗を繰り返しつつ、なお礼拝生活を続けることができているのも、私たちの功績によるのではなく、ただ神の憐れみによるのです。それゆえ私たちは神にのみ、栄光を帰して歩みます。

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