月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年9月25日(日)

歴代下18章 受け入れ難くても

イスラエルの王はヨシャファトに答えた。「もう一人、主の御旨を尋ねることのできる者がいます。しかし、彼はわたしに幸運を預言することがなく、いつも災いばかり預言するので、わたしは彼を憎んでいます。イムラの子ミカヤという者です。」(歴代下18:7)

 ヨシャファト王は神の言葉に従ったので、神に祝福され、富と名声を得ました。ところが彼は、北王国のアハブ王の娘アタルヤを息子ヨラムの嫁に迎えた、というのです(1節)。アハブと言えば、カナン人の神バアルの信奉者で預言者エリヤを迫害した悪名高き王です。

 なぜそのような王と縁を結んだのでしょうか。それは同盟のためでした。ヨシャファト王は、たとえ信仰に反しても仲間を得ようとしたのです。またアハブから戦争に誘われた時、彼は相手に不快な思いをさせないように、心にもないことを言いました(3節)。

 それと対照的なのが預言者ミカヤです。彼は二人の王の前で、戦えば必ず負け、王は死に、兵は散り散りになると、王たちが一番嫌うことを言いました(7節)。

 み言葉に従うことは、自分の思いとみ言葉が重なる時にだけ従うというのではありません。時として、耳の痛い、受け入れ難いことであったとしても、与えられたみ言葉に従っていくのです。主の御心と一つになって生きる道こそが、まことに幸いな道です。

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