月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年10月3日(月)

歴代下23章 再び主の民となる喜び

ヨヤダは、自分とすべての民と王との間に、主の民となる契約を結んだ。こうして、国の民は皆喜び祝った。(歴代下23:16,21)

 イエフの反乱によってアハズヤ王が死ぬと、アハズヤの母アタルヤがユダの国を支配することになりました。その際、北イスラエルの王の一族であるアタルヤは、ユダの王族の根絶を企みます。それは、神がダビデと結んだ契約を無くしてしまおうとする企みでした。しかし、神のご計画は、そのような彼女の企みをくじかれます。

 6年に及ぶアタルヤの支配の後、かくまわれ生き残った前王の子ヨアシュが祭司ヨヤダによって王として立てられました。その際にヨヤダがしたことは、ユダの民に神との契約を再認識させることでした。背信の王たちによってユダでも偶像礼拝がはびこっていましたが、ヨヤダはそれを一掃しました。そして、主の神殿を聖別し、主なる神こそ唯一の神であり、その主なる神との契約によって、ユダの民は主の民であるということを再確認させたのです。民はこのことを喜び祝いました。

 キリストによる新しい契約によって私たちをご自分の民としてくださる神のご計画は、それを妨げようとする人間の企みをくじかれます。そのように守られて、私たちが、今、キリストによって主の民とされていることに喜びを覚えます。

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