月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年11月13日(日)

ネヘミヤ8章 主を喜び祝う

エズラは人々より高い所にいたので、皆が見守る中でその書を開いた。彼が書を開くと民は皆、立ち上がった。(ネヘミヤ8:5)

 城壁の再建工事が完成すると、ユダヤの民は集まって一つとなり主を礼拝します。エズラによって律法の書が朗読されます。レビ人は、律法を翻訳し、意味を明らかにしながら読み上げたので、人々はその朗読を理解します。今日でいう聖書の解き明かしとしての説教です。

 律法の言葉を理解した民は、嘆いたり泣いたりしました。律法の言葉を通して、バビロン捕囚に至ってしまった民の罪を深く自覚したのでしょう。しかし、礼拝は嘆きでは終わりません。ネヘミヤとエズラは言います。「今日は、我らの主にささげられた聖なる日だ。悲しんではならない。主を喜び祝うことこそ、あなたたちの力の源である」(10節)。それゆえ、「まことに大きな喜びの祝い」(17節)である仮庵祭が、そのあと続いて祝われるのです。

 礼拝は、悔い改めと共に、主の赦しと恵みを覚える喜びの時です。深い罪の自覚と共に、恵み深い赦しの喜びを味わうのです。十字架を見上げるとき、そこに罪の悲惨さを目の当たりにして、悔い改めへと導かれ、同時に神の赦しの豊かさを味わい知る者とされます。

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