月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年11月27日(日)

イザヤ7章 インマヌエルの到来

それゆえ、わたしの主が御自ら
あなたたちにしるしを与えられる。
見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み
その名をインマヌエルと呼ぶ。(イザヤ7:14)

 イザヤのよく知られる預言の言葉です。「男の子」は主イエス、「おとめ」はマリアのことを示す、クリスマスの出来事を表す言葉として教会は読んできました。

 果たして7百年先を見通して語られているのかは疑わしいという議論があります。しかし、ユダヤ教でさえ、この時代だけに関係するとは考えられていないようです。時間を超越する言葉として読むほうが自然です。

 ここでは、神が人と共に住むという意味のインマヌエル預言が語られています。しかも「おとめが身ごもって男の子を産む」というしるしを伴うと言われます。この子は常識ではあり得ない到来をします。さらにこの子はインマヌエルという神的な不思議な存在です。このようなお方は私たちの主イエス・キリスト以外にはおられません。

 きょうからアドベントに入りました。世の中は既にクリスマス一色になっています。しかし、主を信じる私たちはクリスマスを、年中行事として祝うのではありません。大きな祝福を与えられる時として祝い、備えます。御言葉によって、ワクワクさせられながら待ち望みます。

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