月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年11月30日(水)

アモス2章 主の民にふさわしい業

主はこう言われる。
ユダの三つの罪、四つの罪のゆえに
わたしは決して赦さない。
彼らが主の教えを拒み
その掟を守らず
先祖も後を追った偽りの神によって
惑わされたからだ。(アモス2:4)

 主は、まずペリシテ人の町々、そしてエドム、モアブ、アンモンなどの近い関係にある人々への審判を語られました(2章3節まで)。彼らに対する裁きの理由は、他者への憐れみの情を捨てたことや、そのあまりの残虐さです。非人間的な、非道徳的な行いに対しての裁きでした。

 しかし、主の民であるユダに対しては、理由が違います。主の教えを知っていたにもかかわらず、その教えを拒んだこと、偽りの神に惑わされたことがその理由でした。

 主の御言葉を聞かされていなかった者には、人間としての一般的な道徳観を基準にしてその罪を指摘されますが、主の民に対しては、主の御言葉を基準にして語られます。

 真の神を知らされた者には、それにふさわしい業が求められています。

 私たちは、主の御言葉により自分の罪を明らかにされています。しかし神は、主イエスによって私たちに憐れみを施してくださいました。罪を悔い改めて主に依り頼むことこそ、主の民にふさわしい業なのです。

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