月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年2月9日(木)

創世記3章 悪魔の頭を砕く主イエス

「お前と女、お前の子孫と女の子孫の間に
わたしは敵意を置く。
彼はお前の頭を砕き
お前は彼のかかとを砕く。」(創世記3:15)

 私たちは、イエス・キリストが2千年前、世に来られ、私たちのために十字架で命を献げ、悪魔に勝利されたことを教えられています。

 これは歴史の中で、いきなり起こったのでしょうか。いいえ、神の見事なご計画と準備によって起こったのでした。

 人類の始祖アダムとエバが神に背き、神を恐れて園の中に身を隠した、何とすぐその後に、神は、キリストの十字架による悪魔への勝利を告げられました。神は悪魔に言われました。「彼はお前の頭を砕き、お前は彼のかかとを砕く」。この時、既に福音が世界に語られていたことに驚かずにはおれません。

 私たち人間はしばしば思いつきで発言や行動をして、よく失敗します。しかし、イエス・キリストの出来事は、遥か昔、それもアダムとエバが取り返しのつかない罪を犯した直後に、神がその計画を自ら示されていたことでした。神の救いの決意は、何と素早く、私たちを救おうとされる愛の熱意にあふれていることでしょう。ですから、ハイデルベルク信仰問答 問19は言います。「それを神は自ら、まず楽園で啓示し」と。

 神よ、あなたの愛と熱心に心から感謝いたします!

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