月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年3月11日(土)

ローマ8章 引き離せない神の愛

死も、命も、…他のどんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです。(ローマ8:38-39)

 神に愛されている者にはどのような益があるでしょうか。神は全知全能の方ですから、そのような方に愛されている者であるならば、この世の苦しみがあるはずがない。病気にかかることも、貧しい生活をすることもない。いつも人々に愛されて幸せに人生を生きることになるでしょうか。

 決してそうではありません。パウロは「だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か」(ロマ8章35節)と言いました。それは裏返して言いますと、クリスチャンであっても艱難、苦しみ、迫害、飢え、裸、危険、剣があることを意味します。むしろ、クリスチャンであるがゆえにこのような苦しみをもっと多く覚えるでしょう。

 しかし、クリスチャンの特権は、このような苦しみがあっても決してキリスト・イエスを通して示された神の愛から引き離されないことです。それは、神が私たちのために、その御子をさえ惜しまず死に渡されたお方だからです。

 これほど神に愛されているあなたを、この世のどんな被造物も神の愛から引き離すことはできないのです。

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