月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年4月6日(木)

1テモテ2章 ただ一人の贖い主、キリスト

神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただおひとりなのです。この方はすべての人の贖いとして御自身を献げられました。これは定められた時になされた証しです。(1テモテ2:5-6)

 贖いは聖書が教える救いの特質です。救いとは罪からの救いです。しかし、罪自体が単に悪とか悲惨なのではありません。罪とは、神に対する敵対という人格的な性質の事柄です。したがって、救いも神との関係の変化がその出発点、また中心点です。

 人は罪を犯して神の怒りと裁きの対象となり、死すべきものと化しました。人はこれから解放され、再び神の恵みの支配下に戻されねばなりません。しかし、誰も自分でそうすることはできません。罪人だからです。

 しかし、主イエス・キリストは人の罪を引き受け、罪人の代表として神の裁きを受け、十字架に死んでくださいました。また、主は神の御心(律法)を完全に守り行い、その真の精神に生き、神の前に義人でした。キリストの復活は、神によるこのことの宣言です。

 罪を悔い改め、キリストを信じる人は、キリストにあって、神により罪を赦され、義と認められます。主は、私たちが神の許に買い戻されるために、ご自身をその代価として神に支払われました。つまり贖ってくださったのです。私たちはもう神のもの、神の子なのです。

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