月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年5月5日(金)

ヨハネ14章 キリストが天に

わたしの父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しに行くと言ったであろうか。(ヨハネ14:2)

 昨日に続いてきょうも、キリストが父なる神のもとで栄光にあずかっておられることの益を考えます。

 今、キリストが天で輝いておられるのは、神の永遠の御子としてだけではありません。人となられ十字架において死んで葬られ永遠の命に復活された私たちの救い主として、です。キリストが栄光を受けられたのは、自分の益のためではありません。私たちの救いのためです。救われる者の初穂として、輝くためです。私たちの救いの核心は、キリストが語られたとおり、「わたしのいる所に、あなたがたもいることになる」にあります(ヨハ14章3節)。

 科学的なものの見方に慣れている私たちには、復活であるとか神の国を受け継ぐということについて、戸惑いをおぼえることがあるかもしれません。しかし、キリストは復活し、その栄光のからだを持って天におられます。

 御子が弱き肉を取って人となられたのは、肉を持って生きている私たちを救うためでした。そして、この救いの完成は、キリストのいる所に、私たちも栄光のからだを持っていることになる。このことにあります。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2017 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.