月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年8月28日(月)

申命記4章 自らよく注意しなさい

あなたたちは自らよく注意しなさい。主がホレブで火の中から語られた日、あなたたちは何の形も見なかった。堕落して、自分のためにいかなる形の像も造ってはならない。(申命記4:15-16)

 十戒の第二戒について、『ハイデルベルク』は、「どのような方法であれ神を形作ったり、この方が御言葉において命じられた以外の仕方で礼拝してはならない」(問96の答)ということを教えています。

 モーセが十戒を授かったとき、モーセがなかなか山から下りて来ないのを見て、イスラエルの民たちは、アロンと一緒になって金の子牛の像を造り、焼き尽くす献げ物をささげ、和解の献げ物を供えてしまい、神の怒りを招きました(出32章)。

 彼らはどのような理由であれ神を形作ってしまったのです。もしかしたら、このとき、彼らは本当に過ちを犯してしまったということがよく分かっていなかったかもしれません。このことから、「あなたたちは自らよく注意しなさい」と聖書は語ります。

 私たちは日常の生活において、さまざまな偶像に囲まれていますが、神が命じられた以外の仕方で礼拝をしないように、自らのことを注意しなければなりません。

 常日頃から神が私たちに何を望んでおられるか、ということを覚えながら、聖書を読み、偶像礼拝に陥らないように戦いを貫いていきましょう。

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