月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年9月21日(木)

申命記5章 安息日と主の救い

「あなたはかつてエジプトの国で奴隷であったが、あなたの神、主が力ある御手と御腕を伸ばしてあなたを導き出されたことを思い起こさねばならない。そのために、あなたの神、主は安息日を守るよう命じられたのである。」(申命記5:15)

 十戒が直接的に語られている聖書個所には、出エジプト記20章と申命記5章の二つがあります。実際に聖書を開いて読み比べていただきたいのですが、興味深いことに、同じ第四戒を取り扱っていながらも、両者には明確な違いがあります。

 申命記5章15節は次のように語っています。「あなたはかつてエジプトの国で奴隷であったが、あなたの神、主が力ある御手と御腕を伸ばしてあなたを導き出されたことを思い起こさねばならない。そのために、あなたの神、主は安息日を守るよう命じられたのである」。

 安息日を守るべき理由について、出エジプト記20章では主の創造の御業との関連で説明されていたことが、ここでは主の救いの御業との関連で説明されています。安息日とは主の救いの御業を思い起こす日である、と。

 救いの御業のゆえに安息日を守ることは、主の復活により安息日が週の7日目から初めの日に変わったことで、より鮮明になりました。救い主イエス・キリストが復活された日こそ、主の救いの御業を思い起こし、喜び祝うのにふさわしいからです。

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