コリントの町は、商業と貿易の町として知られていましたが、この裕福な町には、多くのみだらな行いが満ちあふれていたのです。しかし、そのような町にも、多くの信仰者たちが起こされたのです。ところが、長い間、異教の習慣の中にいた信仰者たちの中には、これまでの習慣から抜け出すことができない人びとがいました。パウロはそのような人たちに信仰者の正しい歩み方について教えたのです。しかし、パウロの教えを誤解した人たちもいました。これらの人たちの中には「男は女に触れない方がよい」と、あまりに禁欲的に受け止める人たちもいました。みだらな行いを避けるために、男はめいめい自分の妻を持ち、また、女はめいめい自分の夫を持ちなさい。(1コリント7:2)