月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年11月27日(月)

マタイ6章 御国が来ますように

「だから、こう祈りなさい。
『天におられるわたしたちの父よ、
御名が崇められますように。
御国が来ますように。』」(マタイ6:9-10)

 「主の祈り」の第二の願いは「御国が来ますように」です。この「御国」という言葉は「神の国」のことです。これは場所のことではなく、「神の支配」を意味します。ですから、「御国が来ますように」という祈りは「神が王として私たちと世界を支配してください」という願いです。

 主イエスは罪を犯す者は罪の奴隷であると教えられました(ヨハ8章34節)。人は自由に罪を犯すのではなく、罪に支配されているからです。どうすれば、罪の支配から解放されるのでしょうか。主イエスの十字架の贖いを信じることによるのです。そのとき、私たちは罪から解放され、すべての罪は赦されるのです。けれども、神の国はなお未完成です。罪と悲惨がなお世界を覆っています。私たちも罪を悔いてはまた犯すことによって、悲しみを味わいます。

 しかし、やがて世の終わりに、神は神の国を完成してくださり、私たちと世界とは新しくされ、罪と悲惨は完全に姿を消します。その神の国の完成を期待しつつ、きょうも「御国が来ますように」と祈り続けましょう。

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