月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年1月30日(火)

イザヤ8章 神を畏れ、神に従う

あなたたちはこの民が同盟と呼ぶものを
何一つ同盟と呼んではならない。
彼らが恐れるものを、恐れてはならない。

万軍の主をのみ、聖なる方とせよ。
あなたたちが畏るべき方は主。
御前におののくべき方は主。(イザヤ8:12-13)

 アッシリアと同盟を結ぶと語る王に、イザヤはそれは降伏以外の何物でもないと警告を発してきました。人びとにも繰り返し繰り返し、神を畏れ、神を信頼するようにと説いてきました。

 けれども、功を奏しません。それは、6章10節で、「この民の心をかたくなにし、耳を鈍く、目を暗くせよ。…悔い改めていやされることのないために」と言われていたとおりです。イザヤはその辛い現実に直面しなければなりませんでした。

 それでも、イザヤが待ち望んでいたのは、自分と同様、イスラエルの家、ユダの民が罪を悔い改め、清められること、救われることでした。「わたしは主を待ち望む。主は御顔をヤコブの家に隠しておられるが、なおわたしは、彼に望みをかける」(17節)と語っているところにも、そのことが言い表されています。

 現状を打開する鍵は、人間的な策略や同盟を結ぶことではなく、主を畏れ、主に聞き従うことであるというイザヤの言葉は、今日の私たちへの言葉でもあるでしょう。

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