月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年4月15日(日)

ルカ24章13-35節 一緒にお泊まりください

二人が、「一緒にお泊まりください…」と言って、無理に引き止めたので、イエスは共に泊まるため家に入られた。一緒に食事の席に着いたとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いてお渡しになった。すると、二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。(ルカ24:29-31)

 二人の弟子が、主イエスの死について語りながらエマオ村を目指していました。そこへ突然、復活のイエスが近づき問いかけます。「その話は何のことですか」。彼らは、「イスラエルを解放するはずの力ある預言者が十字架につけられて殺され、その遺体も失われてしまった」と悲しそうに答えました。

 二人が思い描くメシア(=キリスト)は、この世的・政治的な解放者でした。しかし、聖書が語る真のメシアは「苦しみを受けて栄光に入る」メシア(=キリスト)です。

 主イエスは、歩きながら二人に聖書全体を解き明かし、「御自分について」、すなわち救い主キリストについて語られました。それは、「聴きながら二人の心が燃えた」すばらしい御言葉体験でした。二人の心は燃やされ、さらに御言葉を聞くために願いました。「一緒にお泊りください」と。食事のとき、二人の目が開かれ、主イエスと分かりました。主イエスは姿を消し、二人はエルサレムに引き返し、復活の証人となりました。

 教会では、真の救い主、復活のキリストが解き明かされます。御言葉に心燃やされる礼拝をささげましょう。

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