月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年5月9日(水)

イザヤ42章 新しいことをわたしは告げよう

見よ、初めのことは成就した。
新しいことをわたしは告げよう。それが芽生えてくる前に
わたしはあなたたちにそれを聞かせよう。(イザヤ42:9)

 神に選ばれたイスラエルの民は、本来、神の僕として、諸国に神の道を示す役割を果たすべきでした。ところが、そのイスラエル自身が神に背を向けてしまい、かたくなになってしまいました(18〜25節)。

 天地創造の神は、新しい御業を行うために、新しい僕を諸国の光として立ててくださいます。神ご自身が選び、喜び迎えられる僕、神ご自身の霊を置かれる僕です。その僕は、「傷ついた葦を折ることなく、暗くなってゆく灯心を消すこと」のない方法で、神の道とご支配を示します(3節)。諸国はその僕によって、神のご支配を知ります。それを知ったなら、賛美せざるを得ません。預言者は、「新しい歌を主に向かって歌え。地の果てから主の栄誉を歌え」と告げます(10節)。

 福音書は、イエス・キリストこそこの僕だと語ります。主イエスは、罪のゆえに傷つき弱っている私たちに、新しい神の御業、神の憐れみのご支配を示してくださいます。「行く手の闇を光に変え、曲がった道をまっすぐに」してくださいます(16節)。私たちは、神の御業によって、新しい賛美に導かれるのです。

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