月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年6月15日(金)

詩編1編 幸いな人

いかに幸いなことか
神に逆らう者の計らいに従って歩まず
罪ある者の道にとどまらず
傲慢な者と共に座らず
主の教えを愛し
その教えを昼も夜も口ずさむ人。(詩編1:1-2)

 この詩人は、「いかに幸いなことか、神に逆らう者の計らいに従って歩まず、罪ある者の道にとどまらず、傲慢な者と共に座ら」ない人は、と言います。誘惑の多いこの世にあって、たとえ誘惑に負けそうになっても、決して諦めずに戦い続ける人。自分が罪ある人間であることを認めて、悔い改めつつ、良心に恥じることのないまっすぐな人生を送る人。自分の力に酔いしれ、傲慢に振る舞う人たちとは一線を画し、常に謙遜に歩む人。そのような人こそ、まさに幸いな人と言えるでしょう。

 それでは、そのような人生を送ることができるのは、どんな人でしょうか。この詩人は、それは「主の教えを愛し、その教えを昼も夜も口ずさむ人」なのだ、と言います。神の教えをただ義務的に守る人ではなく、神を心から愛し、神と親しい交わりを持ち、それゆえに神の言葉を喜んでいる人です。そのような人は、流れのほとりに植えられた木のように、時が来ると実を結び、その葉は枯れることがありません。なぜならば、その人は命の源である神にしっかりとつながっているからです。

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