月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年6月25日(月)

詩編9編 見捨てられない

主よ、御名を知る人はあなたに依り頼む。
あなたを尋ね求める人は見捨てられることがない。(詩編9:11)

 この詩人は、窮地に立たされています。彼には敵がおり、その敵は、「わたしを憎む者」「異邦の民」「神に逆らう者」と言われています。彼はそのような人びとからさまざまな攻撃を受けて、苦しめられているのです。

 しかし、彼にはかつて主が敵を打ち倒してくださった経験がありました。主が御顔を向けることで、「敵は退き、倒れて、滅び去った」のです(4節)。それゆえ、彼には「主」に対する絶大な信頼がありました。主を求める人が見捨てられることは決してない、と。

 悪者がのさばり、不正がまかり通る世の中です。しかし、そのような中でも、私たちは平安にとどまることができます。神が正義の審判者として君臨しておられるので、悪者がいつまでものさばることはなく、正しい者がいつまでも虐げられることもないからです。

 この詩人は言います。「あなたを尋ね求める人は見捨てられることがない」(11節)。私たちは、悩みの時に神に依り頼まずにはおられません。神は決してお見捨てにならないという真実は、なんと心丈夫なことでしょう。

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