月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年6月26日(火)

詩編10編 神は必ずご覧になる

あなたは必ず御覧になって
御手に労苦と悩みをゆだねる人を
顧みてくださいます。
不運な人はあなたにすべてをおまかせします。
あなたはみなしごをお助けになります。(詩編10:14)

 この詩人は、「主よ、なぜ遠く離れて立ち、苦難の時に隠れておられるのか」と訴えます(1節)。悩みの中で祈ったときに、何の答えもなかったからです。私たちも、祈るときに何の答えもなく、神が祈りを聞かれていないように感じることがあるのではないでしょうか。

 この詩人は、神が正しく裁いて答えてくださらないゆえに、神に逆らう者が高慢になり、神を侮り、「罰などはない、と心に思う」と、不平を口にします(13節)。しかし、思い直して、続いてこう歌うのです。「あなたは必ず御覧になって、御手に労苦と悩みをゆだねる人を顧みてくださいます」と(14節)。神は、苦しむ私たちをじっと見つめ、顧みてくださいます。必ずや救いの御手を差し伸べてくださるのです。

 主イエスも、あるときおっしゃいました。「まして神は、昼も夜も叫び求めている選ばれた人たちのために裁きを行わずに、彼らをいつまでもほうっておかれることがあろうか」と(ルカ18章7節)。神はあなたのことをいつまでも放っておかれません。神は必ずあなたのことを、じっと見守っていてくださいます。

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