月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年8月20日(月)

出エジプト24章 主に近づけるのはだれか

「しかし、モーセだけは主に近づくことができる。その他の者は近づいてはならない。民は彼と共に登ることはできない。」(出エジプト24:2)

 モーセたちは主のもとに登るように命じられましたが、モーセ以外は遠く離れていなければなりませんでした。モーセがいかに重要な務めを担っていたかがわかります。

 モーセの存在はイスラエルの中であまりにも大きく、主イエスの時代の人の中には、「我々はモーセの弟子だ」と言う人もいました(ヨハ9章28節)。それほど主に重んじられていたモーセは、神と人との間に立って、罪を犯した民のために懸命に執り成しをします(出32章)。

 しかし、後にモーセは、自分一人で民の重荷を負うことはできないと訴えました(民11章14節)。ただ一人主に近づくことを許されたモーセでも、民の罪を身に負うことはできないからです。

 今日、私たちには、このモーセにはるかにまさる執り成し手がおられます。神の御子が私たちの罪を十字架で担ってくださいました。この方によって私たちも神に近づき、完全に救っていただくことができます(ヘブ7章25節)。

 きょうも私たちのために祈りを聞き、執り成してくださる主に心から信頼して近づき、一日を歩みましょう。

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