月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年8月23日(木)

出エジプト33章 主の道をお示しください

「お願いです。もしあなたがわたしに御好意を示してくださるのでしたら、どうか今、あなたの道をお示しください。」(出エジプト33:13)

 ここでモーセが示してほしいと主に願っている道は、これから先どのような旅が続くのか、という道のことではありません。主がそのご計画を実行していかれる際のなさり方という意味での道です。詩編に、「主は御自分の道をモーセに、御業をイスラエルの子らに示された」と歌われています(103編7節)。主を信じてモーセは出エジプトの先頭に立ちましたが、勝手なふるまいをする頑なな民を持て余し、主が本当に自分にご好意を示してくださっているのか不安になっていたことが伺われます。

 主に直接任命されたモーセですら、主がなさることを一度にすべて知ることはできず、祈り願い求めることを繰り返していきました。そして主はその都度願いに応えて、ご自身が共におられることを証ししてくださいました。

 主が共におられる、という約束は、聖書全体を通して主の民に与えられているものです。今日、私たちも自分たちに対して主のなさることをすべて初めから把握しているわけではありません。しかし、祈り求めつつ歩む中で、主はご自身の道を私たちに必ず示してくださいます。

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