月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年8月24日(金)

出エジプト34章 ほかの神を拝んではならない

「あなたたちは、彼らの祭壇を引き倒し、石柱を打ち砕き、アシェラ像を切り倒しなさい。あなたはほかの神を拝んではならない。」(出エジプト34:13-14)

 イスラエルの民は、偶像礼拝を行う異教徒たちの土地に入って行きます。彼らが行う偶像礼拝を主は禁じておられます。それだけでなく、その偶像を壊すようにさえ命じています。たいへん厳しい命令ですが、民が偶像礼拝に染まらず、まことの神への信仰を保つために主が必要とされたことでした。

 私たちの回りにも偶像があちらこちらにあります。偶像礼拝を十分に警戒し、避けるべきことには変わりはありません。では、今日の私たちは、回りにある偶像を打ち壊すべきでしょうか。もちろん、自分が所有していた偶像を拝まなくなって、それを壊し処分するということはあるでしょう。しかし、他人が礼拝している偶像を壊すことはしません。そのようなことをすれば、相手と敵対関係が生じて、かえって溝が深くなるでしょう。

 私たちは伝道の観点から、積極的に神の恵みとキリストの救いを示し、御言葉を伝え、教えるという手段を取ります。そして、「どのように偶像から離れて神に立ち帰り、生けるまことの神に仕えるようになったか」を証しします(1テサ1章9節)。

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