月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年9月17日(月)

ルカ1章 神の言葉への信頼

「神にできないことは何一つない。」マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。(ルカ1:37-38)

 マリアは「あなたは身ごもって男の子を生む」と告げる天使に「どうして、そのようなことがありえましょうか」と問いかけました。それは疑いの言葉ではなく、男の人を知らないわが身にどのようにしてそのようなことが起こるのか、説明を求めた言葉です。

 そのマリアに対して天使は、聖霊が降ることによってそれは実現すると告げ知らせ、最後にこう言いました。「神にできないことは何一つない」。これは直訳すると、「なぜなら、神にあっては、すべての言葉が不可能ではない」となります。それに対してマリアも「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように」と言いました。つまりマリアの言葉は、「神の言葉」に対する信頼に根差した信仰告白だったのです。

 かつて不妊のサラを通してアブラハムにイサクが与えられたように、神の言葉は必ず実現します。神はご自身の約束にどこまでも真実であられるお方なのです。私たちもこのことを心に刻み、御言葉の光に照らされつつ、常に御言葉に聞き従うという決意をもって、きょうも歩んでいきたいと思います。

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