月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年12月10日(月)

詩編33編 主によって喜び歌え

主に従う人よ、主によって喜び歌え。
主を賛美することは正しい人にふさわしい。(詩編33:1)

 詩人は、創世記1章に従って、天、海、地、そして人の創造を語ります。御言葉によって天地を造られた神は、造るだけでなく天から見渡し、人の子らをひとりひとりご覧になります。この創造と摂理における神の言葉は正しく、その御業はすべて真実です。それゆえ、造られた私たちは神を賛美せざるを得ません。

 国の指導者の言葉と振る舞いが真実でないならば、国民は不幸でしょう。信頼に価しない者が国の指導者であるならば、国民は恥ずかしさを感じてしまうでしょう。

 それに対して、まことの王である神の御言葉は正しく、その業は真実です(4節)。御座を置かれた所から地に住む御自身の民ひとりひとりに目を留められます(13、14節)。ですから、地に住んでいる私たちは決して不幸ではありません。私たちは常に神を信頼することができるし、この神に対する信頼は私たちを神への賛美に導きます。

 いかに幸いなことでしょう。私たちが神の民であることが。この喜びをもって、きょうも神の民として神の義と真実を行い、主の御名をほめたたえて歩みましょう。

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