月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年12月14日(金)

民数記1章 荒れ野にて

イスラエルの人々がエジプトの国を出た翌年の第2の月の1日、シナイの荒れ野にいたとき、主は臨在の幕屋でモーセに仰せになった。
イスラエルの人々の共同体全体の人口調査をしなさい。

登録された者の総計は603,550人であった。(民数記1:1-2,46)

 イスラエルの民は、出エジプト後、約1年間、シナイの荒れ野にとどまり、律法を与えられ、主の幕屋を建てることへと導かれました。幕屋の建設が第2年の1月1日で(出40章17節)、その2月1日に人口調査が命じられました。これらは、主なる神がイスラエルを神の民として整えようとしていることの具体的なあらわれです。

 兵役に就くことができる20歳以上の男子が数えられたため、女性や子どもは数えられていません。けれども、「家系に従って一人一人点呼し」と繰り返されるところに、一人も漏らさず神の民として数えられるという恵みを確認することができます(18、20節等)。

 登録された者は60万人を越えています。共同体全体の人数は120万人を越えていたでしょう。エジプトに下ったヤコブの家族は70人でしたから、これは驚くべき数字です(出1章5節)。エジプトで奴隷とされ、苦しめられたにもかかわらず、イスラエルの民は多くの祝福を受けました。「わたしはあなたをそこで大いなる国民にする」との主なる神の約束は真実でした(創46章3節)。

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