月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年3月18日(月)

ヨハネ17章 一つとなる

「わたしは、もはや世にはいません。彼らは世に残りますが、わたしはみもとに参ります。…わたしたちのように、彼らも一つとなるためです。…世にいる間に、これらのことを語るのは、わたしの喜びが彼らの内に満ちあふれるようになるためです。」(ヨハネ17:11-13)

 父なる神と御子イエスは、永遠から父・子の交わりの内に一体です。この父・子の交わりのなかに私たちをも入れて一つにしたい。ですから、何度も「一つとなる」と、主イエスは繰り返されます。

 「わたしはみもとに参ります。…わたしたちのように、彼らも一つとなるためです」。「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。…わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。わたしが彼らの内におり、あなたがわたしの内におられるのは、彼らが完全に一つになるためです」。

 父と御子の愛の交わりの内に招かれた私たちは一つとされます。そして、愛の交わりの内に一つとされたキリストの共同体として生かされます。

 父は御子を、御子は父を限りなく愛します。キリストの体に結合されて一つとされた私たちもまた、互いに愛し合う共同体とされています。互いに愛し合う共同体として生きるとき、私たちの喜びは、世の人をも巻き込んでいきます。彼らもこの喜びを求めるようになるからです。

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