月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年4月 8日(月)

申命記31章 いつもあなたと共にいる

「強く、また雄々しくあれ。あなたこそ、わたしが彼らに誓った土地にイスラエルの人々を導き入れる者である。わたしはいつもあなたと共にいる。」(申命記31:23)

 申命記において、契約の継承は、大切なテーマの一つです。神との契約は、モーセとその世代で完了するものではなく、次の世代へと継承されていくものです。モーセの死が近づいた今、ヨシュアの任命は、そのためにも不可欠な事柄でした。

 モーセがヨシュアと共に臨在の幕屋の中に立つと、主はモーセに言われます。「あなたは間もなく先祖と共に眠る。するとこの民は直ちに、入っていく土地で、…わたしを捨てて、わたしが民と結んだ契約を破るであろう。その日、この民に対してわたしの怒りは燃え、わたしは彼らを捨て、わたしの顔を隠す」(16、17節)。

 任務を授けられるにあたり、民の背信と神の怒りの予告を聞かされたヨシュアは、恐れ、動揺したに違いありません。まもなく偉大な指導者モーセも亡くなるのです。しかし一切をご存じの主は、ヨシュアに「強く、また雄々しくあれ。…わたしはいつもあなたと共にいる」と言ってくださったのでした。

 試練の日も、困難な中でも、主がいつも共にいてくださる。これ以上に確かな支えが他にあるでしょうか。主はきょうも私たちと共にいてくださいます。

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