月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年6月24日(月)

使徒13章 主に送り出される

彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が告げた。「さあ、バルナバとサウロをわたしのために選び出しなさい。わたしが前もって二人に決めておいた仕事に当たらせるために。」そこで、彼らは断食して祈り、二人の上に手を置いて出発させた。(使徒13:2-3)

 信仰者は主を礼拝するために集まっています。アンティオキアの教会では、そのとき、断食もしていました。神の御心を求めて熱心に祈っています。そうすると、明確な神の導きがありました。

 私たちもしばしば神の御心を求めて祈ります。私たちが祈るとき、まだ神の御心が隠されていることが多いでしょう。きょうの御言葉のように、明確な語りかけを聞くほうが珍しいことです。しかし、私たちに神の御心が隠されているということは、神の計画が定まっていないことを意味しません。むしろ、神は前もって私たちのために計画を立てておられます。その計画はもしかしたら、私たちの望むこととは違うかもしれません。

 だから、私たちは熱心に神の御心を求めて祈ります。神の御心とはすなわち、私たち一人ひとりにとっての最善の計画だからです。神の最善の計画に素直に従っていくために、日頃の祈り、日頃の心備えが必要です。

 神の導きは確かです。神が導かれるときには神の御業が起こります。困難に見舞われても、主の御業が必ず成し遂げられるのです。

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