月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年6月29日(土)

使徒18章 主の励ましを受けて

ある夜のこと、主は幻の中でパウロにこう言われた。「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。わたしがあなたと共にいる。だから、あなたを襲って危害を加える者はない。この町には、わたしの民が大勢いるからだ。」(使徒18:9-10)

 信仰者は、しばしば危機の中に置かれます。恐れが来ます。そしてそのような時に、主からの励ましも来ます。「わたしがあなたと共にいる。だから、あなたを襲って危害を加える者はない」。

 人びとの圧力の中にいると苦しくなります。一人では立つことさえままならないかもしれません。けれども、私たちは一人ではありません。キリストがあなたと共におられます。主にある兄弟姉妹があなたと共にいます。

 「恐れるな」とは、旧約時代から語り続けられた神の言葉です。すなわち、昔の信仰者たちも、私たちと同じような苦しみを経験しました。そして、はるか昔の時代から、神はあなたと共にいると語り続けてこられました。私たちの歴史は、昔から神が導いて来られました。

 今ここで苦しんでいる私たちは、神の歴史の先頭を歩いています。私たちが神の歴史の最も完成に近いところにいます。苦しみの先には、神の救いが待っています。あなたを通して神の民が起こされます。あなたが新しい歴史を開く時が、そこまで来ています。「恐れるな。…わたしがあなたと共にいる」。

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