月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年7月 6日(土)

ヨシュア12章 主の御計らいを何一つ忘れてはならない

  

ヨシュアの率いるイスラエルの人々がヨルダン川のこちら側、すなわち西側で征服した国の王は次のとおりである。ヨシュアは、レバノンの谷にあるバアル・ガドからセイル途上にあるハラク山に至る地域をイスラエル各部族にその配分に従って領地として与えた。(ヨシュア12:7)

 「わたしの魂よ、主をたたえよ。主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない」(詩103編2節)。この勧めに応えるように、12章では、主の良いご配慮によって与えられた勝利の一つ一つが数え上げられています。

 1〜6節は、モーセが率いた時期のイスラエルの勝利です。その詳しい記録は申命記2、3章にある通りです。7節からは、ヨシュア率いるイスラエルに与えられた勝利です。イスラエルの民に王はいませんでしたが、31名の王たちを打ち破りました。

 振り返ってみますと、このときからおよそ50年前、パランの荒れ野のカデシュに宿営していたイスラエルは、不平を言い、泣き明かし、約束の地に上って行くことを拒否しました。カナン偵察から戻って来た十人の報告を受け入れて、彼らは言いました。「上って行ったなら、我々はきっと食い尽くされてしまう。勝ち目はない…」(民13、14章参照)。けれども、時至って、主は約束の地の一つ一つを、約束どおり勝ち取らせてくださいました。

 主の御計らいを忘れてはならない。私たちは主の御計らいを数え上げて歩みます。

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