月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年8月23日(金)

ヨシュア23章 主の恵みはすべて実現した

  

あなたたちは心を尽くし、魂を尽くしてわきまえ知らねばならない。あなたたちの神、主があなたたちに約束されたすべての良いことは、何一つたがうことはなかった。何一つたがうことなく、すべてあなたたちに実現した。(ヨシュア23:14)

 年老いたヨシュアの告別の言葉です。彼は主を愛し、右にも左にも逸れることなく、主に仕える生涯を歩み通しました。ぜひとも同じ信仰に生きてほしい、との最後の願いを告げています。彼は、神が恵みのうちにすべてのことを成し遂げてくださると確信し信頼しています。

 この信頼は、パウロがエフェソの教会の長老たちに告げた別れの言葉を思い起こさせます。長い訣別説教のなかで、パウロはこう語ります。「そして今、神とその恵みの言葉とにあなたがたをゆだねます。この言葉は、あなたがたを造り上げ、聖なる者とされたすべての人々と共に恵みを受け継がせることができるのです」(使20章32節)。神と恵みの言葉が、私たちをいよいよ確かな恵みの中で生かし、強めてくださいます。

 神が恵みをもって私たちを生かしてくださる。その事実を日々、目の当たりにしながら私たちは生きるのです。信仰者はなんと幸いなことでしょう。感謝して自分自身を、さらに、私たちが愛するすべての人たちを、神とその恵みの言葉に委ねていきましょう。

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