月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年8月25日(日)

ルカ13章10-17節 サタンの束縛から解かれる

  

「この女はアブラハムの娘なのに、18年もの間サタンに縛られていたのだ。安息日であっても、その束縛から解いてやるべきではなかったのか。」(ルカ13:16)

 主イエスは安息日に、腰がまがったままどうしても伸ばすことができない病の女をいやされました。しかし、会堂長は安息日に病をいやすことは働くことであり、律法に違反することだと考えて腹を立てました。

 これに対して、主イエスは「解く」という言葉に焦点を当てて言われました。「だれでも、安息日に牛やろばを飼い葉桶から解いて、水を飲ませに引いていくではないか」と。そうであれば、人々が安息日に飼い葉桶から解くことを実行しているのは、その行為が働くことには相当しないと考えていたことになります。主イエスは彼らの「解く」という行為に着目して切り返されました。「もし安息日に縛られている牛やろばを解くことができるのであれば、18年もの長きにわたって病に縛られていたアブラハムの娘、すなわち、罪から救われるべき娘を、サタンの束縛から解くことも当然できるではないか」と。

 律法の文字を実行することにではなく、安息日にこそ人がサタンの束縛から解かれて罪が赦される、という神の御心に目を留めなさい、と主イエスは言われたのです。

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