月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年10月20日(日)

ルカ18章1-8節 やもめの粘り強い祈り

  

「まして神は、昼も夜も叫び求めている選ばれた人たちのために裁きを行わずに、彼らをいつまでもほうっておかれることがあろうか。」(ルカ18:7)

 この箇所は、終末を生きる信仰者の祈りの姿勢に焦点を当てています(17章20〜37節、18章8節を参照)。主イエスは、「気を落とさずに絶えず祈らなければならないことを教えるために、弟子たちにたとえを話され」ました(1節)。

 ある町に、神を畏れず人を人とも思わない裁判官と一人のやもめがいました。やもめは裁判官のところに来て、「相手を裁いて、わたしを守ってください」と願い求めます。彼女は自分の目的が成し遂げられるまで粘り強く訴え続けました。するとついに不正な裁判官はやもめの願いを聞いてくれたのです。

 不正な裁判官でさえ、忍耐強く求めるならば願いを聞き入れました。ましてまことの神は、昼も夜も叫び求めるキリスト者の祈りをほうっておかれず、速やかに裁いてくださると言われます。

 私たちにとって、祈りが「速やかに」聞かれるとは思えないことがあるかもしれません。この速やかさは、必ず応えられるとの神の約束です。やもめの粘り強い願いが聞かれたように、私たちの粘り強い祈りは必ず主なる神が応えてくださいます。

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