月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年11月19日(火)

マタイ20章 目が見えるようになった二人の信仰

  

イエスは立ち止まり、二人を呼んで、「何をしてほしいのか」と言われた。二人は、「主よ、目を開けていただきたいのです」と言った。イエスが深く憐れんで、その目に触れられると、盲人たちはすぐ見えるようになり、イエスに従った。(マタイ20:32-34)

 主イエス一行はエルサレムの近郊のエリコに入りました。大勢の群衆も従っていました。すると、道端に二人の目の不自由な人が座って、物乞いをしていました。

 その二人は主イエスが通ると聞くと、声を張り上げて「主よ、ダビデの子よ、わたしたちを憐れんでください」と叫びました。周りの人の制止も振り切って叫び続けました。彼らは目が見えません。主イエスがどこにいるかわかりません。主イエスに助けてもらうためには群衆の中では大声を出して呼ぶしかなかったのです。

 主イエスはこの二人の叫びに応答なさいます。そして、二人を呼び寄せ、何をしてほしいのかと尋ねられます。二人は「主よ、目を開けていただきたいのです」と答えるのです。当然の答えかもしれません。しかし、ここに彼らの信仰が表れています。主イエスなら目を開くことがおできになるという信仰です。彼らは願い通りすぐに見えるようになりました。

 彼らは主イエスに従いました。目が見えるようになったばかりでなく、彼らは身を委ねることができる方に会うことができたのです。

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