月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年11月28日(木)

箴言16章 御霊に導かれた言葉

  

知恵ある心は口の言葉を成功させ
その唇に説得力を加える。
親切な言葉は蜜の滴り。
魂に甘く、骨を癒す。(箴言16:23-24)

 箴言16章は、人間が計画しても主なる神が答えるべきことを与えてくださる、だから主に委ねなさい、そうすれば計画は実行される、という方向で出発しています。特に舌、口、知恵、唇など、言葉に関する戒めが散りばめられています。

 言葉については、ヤコブ書でも多くのスペースが割かれています。そこで言われているように、舌を操り制御することは難しいことが分かっています。実際、他人から思いもかけないきつい言葉や悪口を投げかけられたとき、立ち上がれないような思いになることがあるのではないでしょうか。だからといって、知恵ある言葉を用いたいと思っても、うまく言えない場面が多いのが現実です。

 そのようなとき、聖霊なる神に祈ることを主イエスご自身が教えてくれています。聖霊にはさまざまなお働きがありますが、神の御言葉が真理であることを悟らせてくださいます。またどのように祈ったらよいか分からない時に、共に呻いてくださるお方です。知恵ある言葉また魂に語り掛ける言葉は、御霊が働いてくださって、相手をも癒すことでしょう。

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