月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年3月16日(月)

コロサイ3章 互いに仕え合い、互いに愛し合いましょう

  

妻たちよ、主を信じる者にふさわしく、夫に仕えなさい。夫たちよ、妻を愛しなさい。つらく当たってはならない。(コロサイ3:18-19)

 主なる神はエバをアダムの「助け手(助ける者)」として創造されました(創2章18節)。この「助け手」とは、神が妻エバを夫アダムに劣る存在としてお造りになったという意味ではありません。もちろん、主なる神は、男と女にそれぞれ異なる賜物を与えてくださいましたが、男女を差別するようにして創造されたのではありません。なぜなら、神はご自身にかたどって男と女とに創造されたからです(創1章27節)。ですから、アダムとエバは本質的に等しい存在です。夫は優れているため妻の上にあり、妻は欠けているため夫に仕えるというような上下関係、主従関係はありません。

 ということで、妻は夫に仕え、夫は妻を愛するということには、頭と体が切り離せないように、相互補完的な意味が含まれているわけです。それぞれの賜物を生かして、互いに愛し合い、互いに仕え合って、一つの体を造り上げるということです。

 そこから進んで、教会の中の男女関係も同じでしょう。上下関係ではなく、与えられた賜物を生かして、キリストの体である教会を建て上げることが教会のかしらである神の御心なのです。

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