月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年3月23日(月)

エゼキエル34章 神ご自身が世話をする

  

まことに、主なる神はこう言われる。見よ、わたしは自ら自分の群れを探し出し、彼らの世話をする。…わたしは失われたものを尋ね求め、追われたものを連れ戻し、傷ついたものを包み、弱ったものを強くする。しかし、肥えたものと強いものを滅ぼす。わたしは公平をもって彼らを養う。(エゼキエル34:11,16)

 「イスラエルの牧者」として立てられた国の指導者たちが、羊である民を顧みず、私利私欲に走ってしまったために、国は滅ぼされ、人びとは補囚となり、散り散りバラバラになってしまいました。

 そこで大牧者である主なる神は言われます。「見よ、わたしは自ら自分の群れを探し出し、彼らの世話をする」と。人びとが散り散りバラバラになっているのに誰も探し出そうとしないために、主なる神ご自身が人びとを探し出し、世話をする、と言われるのです。

 また、主なる神はこうも言われます。「わたしは失われたものを尋ね求め、追われたものを連れ戻し、傷ついたものを包み、弱ったものを強くする。しかし、肥えたものと強いものを滅ぼす。わたしは公平をもって彼らを養う」。

 これは、「群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた」主イエスのお姿そのものです(マタイ9章36節)。主イエスが私たちの牧者であるなら、たとえどのような困難が待ち受けていようとも大丈夫です。主が必ず私たちを探し出し、世話をしてくださいます。

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