月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年6月25日(木)

ヘブライ1章 生きて働く言葉

  

神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られたが、この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。(ヘブライ1:1-2)

 「美しいこの空を 愛らしいこの花を 浮んでる白い雲 香りよき青草を じっと眺めるだけで ただ眺めているだけで ほら君もわかるでしょ 神さまがわかるでしょう」(『友よ歌おう』より※)。この歌をご存じですか。既にイエス・キリストを通してまことの神に出会っているクリスチャンにとっては、心から同意できる歌詞です。けれども全く聖書を知らない方にとってはどうでしょうか。

 自然の美しさから神に近づくことはできるかもしれません。しかしまことの神と出会い、信仰を持つためには、神の言葉、聖書が必要です。

 旧約聖書には、神の側から人に語りかけ、祝福を与えてくださる神が示されています。その同じ神が新約聖書では、受肉し、人となられたキリストとして、ご自身を示しておられます。

 私たちは今、神を見ることはできません。しかし、聖書を通して、かつて人として地上を歩まれた主イエスと出会い、今わたしを愛してくださる神を知ることができます。そこに聖霊が働いて、聖書の言葉が、私たちの心を揺り動かすのです。本当に不思議な神の御業です。

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