月刊誌リジョイス 聖書日課 2021年1月24日(日)

ヨハネ1章43-51節 主イエスに出会ったナタナエル

  

ナタナエルは答えた。「ラビ、あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です。」(ヨハネ1:49)

 フィリポはナタナエルに会って、自分が出会ったナザレのイエスこそモーセや預言者たちが書いたメシアであると言いました。ナタナエルは、ナザレのような重要でない地域からメシアが出るだろうかとフィリポに問います。

 フィリポに「来て、見なさい」と言われて主イエスのところに連れて来られたナタナエルに、主イエスは「まことのイスラエル人だ」と言われ、彼を予め知っていたと言われました。主イエスとの対話で神の権能を発見したナタナエルは、主イエスに「あなたは神の子です」と告白します。まことのイスラエル人がまことのイスラエルの王に出会った瞬間です。その日から、ナタナエルはキリストに従って生きるキリストの弟子となります。

 主イエスは、天におられる神ご自身ですが、地では「人の子」として神の救済の業の仲保者として働かれました。主イエスを知ることは、父なる神を知ることです。まことの神であって、まことの人である主イエスとの交わりに生きる人は、父なる神を知り、救いの恵みにあずかります。そして、それは、主イエスへの信仰を告白する私たちの上にも起こるのです。

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