月刊誌リジョイス 聖書日課 2021年3月 5日(金)

ヨブ2章 幸福も不幸も

  

ヨブは答えた。
「お前まで愚かなことを言うのか。わたしたちは、神から幸福をいただいたのだから、不幸もいただこうではないか。」
このようになっても、彼は唇をもって罪を犯すことをしなかった。(ヨブ2:10)

 財産を失うという第一の試練でヨブに罪を犯させることができなかったサタンは、ヨブの肉と骨に触れるという第二の試練を与えることを神に願い出て、許されます。命だけは奪うなという条件付きでした。

 私たちは自分の人生をどのように生きたらよいでしょうか。もし人生に自分の欲求を満たすだけの楽しみや愉快なことだけを求めるなら、その人生は豊かな実りを結ぶことはないでしょう。そうではなく、正しいことと善いことを行なうこと、そして何よりも愛を求めて生きることを人生に求めてこそ、自分の人生を本当に意味あるものとすることができるはずです。そこに神の祝福があるからです。どのような状況、境遇にあろうとも、私たちの人生の歩みは確かなものとなります。主の守りと支配の内にあるからです。

 ヨブは神に感謝し、讃美します。「『わたしたちは、神から幸福をいただいたのだから、不幸もいただこうではないか。』このようになっても、彼は唇をもって罪を犯すことをしなかった」。不幸でさえも、主の御手の内にある。その時にも私は主に守られている!

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